HEAT SHIFT PRO™シリーズとは
最新の赤外線技術や映像解析技術を採用し、AIによる広範囲の温度及び温度の急変や火災の検知・煙の検知を行います。-20℃から+500℃までの温度を正確に検出し、火災の発生・発煙・温度の急上昇を検知すると、即座にアラートを発信するとともに、対応が必要な箇所を特定します。
火災の早期発見にとどまらず、温度の急上昇や発煙を検知することにより、発火前に検知が可能となり予防に役立てられます。
さらに、広い幅の温度の感知、急変の察知ができるため、製造ラインの一部を効率化したり、大型工作機械の発熱部分の部品交換タイミング・劣化予防・清掃タイミングの把握等に活用可能です。
HEAT SHIFT PRO™シリーズの主なスペック
製品名 | HEAT SHIFT™ Fire Watcher 火災・温度急上昇検知AIサーマルカメラ | HEAT SHIFT™ Fire and Smoke Watcher 煙・火災・温度急上昇検知デュアルレンズAIサーマルカメラ |
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型番 | GJ-IP2137FX-THSY/Q4 | GJ-IPORB4FX241-THIRA/Y7 |
レンズ | 1眼 | 2眼 |
検知対象 | 火災・温度急上昇 | 煙・火災・温度急上昇 |
映像 | サーマル映像 | 光学映像・サーマル映像 |
画角 | サーマル:90° | サーマル:60°、光学:84.4° |
検知距離 (0.5×0.5) | 火災:59m 温度:23.85m | 火災:162.5m 温度:38m 煙:32.5m |
温度測定範囲 | -20°~500° | -20°~500° |
NETD | <35mk | <35mk |
IP等級 | IP67 | IP67 |
その他 | 耐塩害処理済 | 耐塩害処理済 |
簡易説明資料 | 資料はこちら | 資料はこちら |
更に詳細はこちら(製品ページ) | 更に詳細はこちら(製品ページ) |
HEAT SHIFT PRO™シリーズのAIカメラの特徴
遠隔監視
数m~数十m以上離れた、遠隔からの監視が可能です。
屋外塩害対応
海岸沿いや既存の火災報知器等が機能しにくい屋外や天井高の高い工場等で高精度検知が可能です。
エッジコンピューティング
エッジコンピューティング技術を活用しデバイス単体での利用が可能です。
温度急変検知
煙・火災検知のみならず、温度の急上昇も検知しアラートを発報することが可能です。
HEAT SHIFT PRO™シリーズのAIカメラで得られる効果
安全・省力化
直接的に人が接近して確認する必要がなく、より安全に確認することが可能です。加えて一定の距離を離して設置ができるのでデバイスが直接的な影響を受けにくく、故障しにくい環境に設置できます。
設置環境不問
既存の仕組みでは対応しづらい・できない環境においても、また屋内・屋外にかかわらず、大半の環境で活用でき、火災の予防や延焼防止に役立ちます。
低負荷・低コスト
サーバー等を利用した集中処理ではなく、分散処理のためより低コストで構築が可能です。さらにデバイス側で処理を実行するため、リアルタイムな発報が可能で、ネットワークに対する負荷も比較的少なくなります。
火災予防
煙や温度急上昇を捕捉できるため、実際の発火前に検知できる可能性が高く、より安全な環境を保持することに寄与します。